前の二人も同じように服装から推测するに恐らく赤髪は魔术师、小柄な方はシーフだろう。
三人とも容姿は人并み以上に整っている。
シーフは动きやすさを求める故か露出の多い扇情的な姿をしていた。子供のような体型だが下半身の肉付きはよく、见た目と相反する大人の色気を醸し出している。
シスターも、もともとは清楚な印象を持たせたであろう修道服を大きく盛り上げる二つの膨らみが动く度ふるふると震え、こんな状况であるのに思わず目が引き寄せられてしまいそうになった。
そして魔术师の少女だ。他の二人も十分に、いや十二分以上に美少女と言って过言ではなかった。整った容姿に方向性は违えど扇情的な服装。
しかし、赤髪の少女はそれ以上に何か男を惹き付ける魅力が备わっていた。服装も野暮ったいローブで露出は少ない。だが、そんなもの些细な问题に过ぎないと思えるほど强烈に僕の心を惹き付けてやまないその唇。
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别に厚ぼったい訳でも、何か特笔すべき特徴があるわけでもない。
だが、なぜかその唇を见た瞬间僕はそれから目を离すことができなくなってしまった。
うっすらと微笑むように弧を描く唇。薄い桃色に瑞々しくプルンとその絶妙な弾力を主张する少女の口元に、僕はどうしようもないほどの劣情と魅力を感じてしまっていた。
思わず、生唾を饮んでしまうほどに。
「……君たちは、なんでこんなところにいるんだ……?」
唾を饮みこみ少し润いを取り戻したばかりの喉で、平静を缮いながら问いかける。
だが、やはりかなり动揺していたのだろう。それに、この胸の高鸣り。小屋に入った瞬间无警戒な僕にかけられた魅了の魔法の効果は觌面で、彼女达のもともとの美貌もあってかどれだけ自分を律しようとしても目の前にあるムチムチとした下半身に、そして魅惑的な唇に视线を吸い寄せられてしまう。
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僕の问いに、赤毛の少女は投げキッスで応えた。
少女の唇から、実体を持ったハートの形をした魔力がふわふわと浮かび僕へと飞んでくる。
最初にかけられた周囲にばらまくような魔力ではなく、一点に集中させ指向性を持たせた强力な魅了の魔术。
その効果は、恐らく今の状态の比ではない。
确実に今日一日は魅了の魔力に心を犯された状态に陥るであろう危険な魔法だ。
避けないと、当たることだけは絶対に避けなければ。そう思い、少女たちに见蕩れてしまいそうになる瞳を闭じ、横に飞び退こうと足に力を入れる。
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