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这条路(19)



 性行为をしようとしているのだと思うと、どうしても目の前の妹を性的な目で见てしまう。先ほどまでの太ももと手での射精のせいであることは间违いないのだが、あれでかえでを性の対象であると思い知らされてしまったのだ。
 结局、格闘胜负だけでなく布団の上でもかえでに手玉に取られているようで、兴奋と同时に情けなさも感じる。

「よっと」

 ブラウスを脱ぐと、今度はスカートのチャックを下ろす。スカートはかえでの足元に落下し、ふわりと畳の上に落ちた。
 上下とも下着姿になったかえでの姿は、まだ発展途上の体つきではあるが、しっかり女らしいラインが形成されつつある。心なしか、以前会ったときよりも胸のふくらみが大きくなっているようにも见えた。
 ショートカットの髪もよく见ると少し伸びていて、このままなら春になる顷にはショートボブに近いくらいになるのではないか。

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「……女らしくなってきたな、かえで」
「そう?」
「ああ、ちょっと会わないだけでも変わるもんだなって思うよ」
「そういうものかな。まあ、こんなに长い期间会わなかったことって今までなかったもんね」

 スポーツブラを头をくぐらせて脱ぎながら、かえでは少し不思议そうに言う。胸があらわになり、その膨らみと绮丽な乳首を目の当たりにして、総太郎は神妙な顔をした。

「なんだか不思议だ。お前の裸なんて何度も见てるのに、今は全然违って见える」

 汗で少し湿っているせいもあってか、肌がつややかに见える。実际、ところどころにアザがあるぐらいでかえでの裸は绮丽なものだ。

「ありがと。お兄ちゃんにそういうこと言ってもらうのは初めてだけど、さすがに照れるね」

 そして、かえではショーツに指をかけ、少しためらってからゆっくりと下ろした。 nvwangtv.com
 あらわになった股间には、薄く毛が生えている程度だ。前回セックスしたときもこうして见たが、惯れるものではない。かえでが望んでいることであるとはいえ、どうしても罪悪感からは逃れられなかった。
 そんな総太郎の思いを知ってか知らずか、かえでは上体を起こした体势の総太郎の正面にかがみ込んでくる。自然、互いを正面に见据える体势になった。

「わたしはね、お兄ちゃんのことはずっと信頼してきたし、好きだったんだよ」
「ああ、俺だって家族としてならお前のことはずっと好きだった」
「なら、それをちょっと延长するだけだし、问题ないよね。男女なんて、他人同士でくっついても生活を一绪にしている间にお互いの嫌なところが见えてきて离婚しちゃったりするじゃない? でも、わたしたちはもうずっと一绪にいて、それでも仲良くやれていたんだから、理想の相手だと思うんだよね」
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