女王小说网 > 女王小说 > 这条路(31)

这条路(31)



「ところで舞ちゃん、今日は稽古してくの?」
「そうだねー、せっかくだしちょっとは汗流してこうかな。更衣室借りるね」

 舞が更衣室に行ってしまうと、また二人きりになる。凉子は口数が多いほうではないので、舞がいないとこういうときはあまり会话が続かなくなるため、かえでは何か话题を探すような様子を见せたが、このときは凉子が先に话の続きを切り出した。

「さっきは舞がいたから怒っていないと言ったけれど、実际はあなたに怒りを感じなかったわけじゃないの」
「え、ええ。それは分かりますけど」
「今じゃなくて、あの顷の话ね。姫乃とはまた违った理由で、私はあなたのことを许せないと思ったときがあったわ。総太郎が冴华に负けた后、あなたが冴华と一绪についていってしまったとき」
「あぁー……」 本文来自nwxs5.cc

 自分でも分かっているのか、かえでは凉子から视线をそらして気まずげな笑みを浮かべる。

「総太郎が一番つらいときにそばで支えてあげられるあなたが、よりにもよって裏切って冴华についていくなんて、って……会ったら一発ひっぱたいてやりたいって思ったわ」
「それは、その……无理もないと思います」

 申し开きのしようもない、という雰囲気でかえでは肩を缩こまらせた。

「でも、同时に兴味も涌いたのよ。あなたが総太郎に向ける亲爱の情は普通の兄妹よりもむしろ强いものだったし、それなのに裏切ったということは、総太郎のあまりの情けなさに爱想が尽きたときにむしろ彼に対する激しい失望となって现れるものなのかも、ってね」
「そんな、失望なんて」
「ええ、そういうわけじゃなかったってことは今は分かっているわ。とにかく、そのときからあなたの感情に兴味があったから、私はこの状况になってもあなたのことを见ていようと思った。そうでなければ総太郎の旅に无理やりついていったかもしれないけど」

nwxs10.cc



 余计なことを口にした、という风に、凉子は一瞬后悔を表情ににじませたが、すぐに眼镜を指で持ち上げる仕草をしながら话を元に戻す。

「……今では、何となく理解できたわ。あなたは自分の望みのために総太郎を支えることを放弃した。けれど、あなたの望みを思えば、それは仕方のないことなのね。敌対するライバルになりたいなら、そのタイミングで裏切るしかなかった」

 冴华をうらやましいと思い、彼女の立场を夺いたいと思ったかえで。そして、総太郎の敌になれる千载一遇の好机をそのときに见出したのだ。
  • 标签:射精(1223) 太郎(149) 凉子(17) 道场(18) 威力(3) 自分(33) 胜负(4) 余裕(1)

    上一篇:金陵女人的另类生活10至20

    下一篇:随机网调任务现实随缘女王