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日文655(81)


「あ、はい、すぐ行きます!」
返事をし、部屋を出る。
「あの、荷解きまでしていただいてありがとうございました」
「なんのなんの」
二人で食堂まで移动すると、食卓にはパンとスープが并べられていた。
质素ながら、とてもおいしそうな匂いがする。
食卓に向かい合って座り、まずは日々の粮を与えてくださったことを感谢する祈りを神に捧げてから、
「いただきます?」
「どうぞ召し上がれ」
早速、パンをスープに浸して口に頬张る。
「お、美味しいっ…!」
简単な料理だが、だからこそ、そこに込められた心の温かさを感じられるような、じんわりと体全体が温まっていくような、そんな味だった。
「口に合ってよかったぁ」
「これならいくらでも食べられそうです」
「お代わりもあるからたくさん食べてね」
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「はい!」
瞬く间に料理を平らげる僕を、にこにこと笑顔を浮かべつつ见守るアンナさん。
空になったスープをよそってくれ、パンを新しく盛ってくれながら、自身も食事を进めていく。
他爱もない话をしばらくしながら食事を终え、食后の红茶を楽しむ。
「ごちそうさまでした。こんなに楽しい食事は久々でした」
「そうなの?」
「はい、天使养成学校は结构厳しくて」
「そうなんだぁ、天使様も大変なんだねぇ」
「でも、とても素晴らしい役目だと思っています。僕も、立派な天使になりたいです」
「そのための修行だもんねぇ。顽张らないと」
「はい!」
「私もできるだけの协力をさせてもらいます」
「はい、よろしくお愿いします」
「うん。……で、修行って具体的には何するの?」
红茶を啜りながらのアンナの质问に、思わず困惑する。

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「えと…ミカエル様からは教会を頼れと。そこで道しるべが示されるだろう…としか言われてません。天使となるべく、善行を积めと」
「ふぅん…やり方は各教会に一任されてるって感じなのかなぁ。ごめんね、ジョシュア君も不安だよね、私も初めての事だからよくわからなくって」
「い、いえ、あの、僕、アンナさんにやれと言われたことなら何でもしますので」
「何でも…ねぇ」
この时、アンナの瞳に过った一瞬の光に、僕は気づけなかった。
「ま、とにかく【イイコト】を一杯しなさいって事よね」
その言叶に含まれた言外の意味にも。
红茶を啜る彼女の口元に浮かんだ、意味深な笑みにも。

***

【修行1日目】

食事の后、风吕に入り、自室で圣书に少し目を通したのち、布団に入る。
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