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日文868(44)


特に腰を动かしたりはしない。
しかし、自在に动かせるまでに锻え上げられた襞が、优しく淫らに络みつき、一物を缔め上げ、睾丸の中にある最后の一滴まで容赦なく搾り取っていく。
ほどなくして晴久の顔は恍惚としたものに変わり、角都の膣奥を白く染め上げた。

***

角都が晴久の宠爱を受けるようになってから1年余り。
ますます势威を増す新宫党と晴久との関係はさらに悪化の一途を辿っていた。

月山富田城北麓、新宫谷。
立ち并ぶ新宫党居馆の一室において。

「た、頼むっ、も、もうっ、たえ、耐えられないっ……!!」
咽び泣くような声と共に、男の恳愿する声がする。
仄かな灯火に照らされ、蠢く二つの裸体。
一つは、赤铜色の肉が汤気を立てるような筋骨隆々の男。
その身には几多の刀创、矢伤が刻まれ、歴戦の猛者であることを示している。 copyright nzxs8.cc
一つは、白く、少し力を入れれば折れてしまうのではないかと思う程の嫋やかな女。
染み一つない裸身は、この世ならざる幽玄の美しさを醸し出している。
「あら。新宫党次期党首ともあろうお方がこの程度で情けない」
一见すれば、男女の睦言以外の何事でもない。
だが、苦闷の声を上げる男とは対照的に、女の声からは余裕が感じられた。
铃虫の鸣き声が如き、流丽な声音である。
仰向けに転がる男の腰に跨る女。
男の逸物は、女の蜜壶にずっぽりと饮み込まれている。
女は特に动いているわけではない。
だが、男の额に浮かぶ汗、苦闷に歪む顔が、その身を袭う壮絶な悦楽を容易に想起させる。
何とか女を跳ね除けようと四肢をバタバタと动かすが、女は余裕の表情で乗りこなす。
「あっ?ああぁぁっっ??」
程なくして男の体が硬直し、弓なりに反りかえり、やがて弛缓して泥のように沈む。

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「ふふ、これで7度目です?」
精の奔流を自身の最奥で受け止めながら、女は嫣然と微笑んだ。
蜜壶の襞、自在に动く一枚一枚が、精を吐き出したばかりの一物にねっとりとしゃぶりつき、やわやわと揉みたてて、萎えることを许さない。
「気持ちいいでしょう?」
「も、もう、许してくれぇぇっ……?」
歴戦の猛者という风貌に反し、男の声は弱弱しい。
最初に、その蜜壶を贯いた时は、あまりの快楽に、まるで极楽浄土を揺蕩っているような陶然とした気分になった。
2度目、3度目と精を放つ度、恍惚の度合いは深まっていった。
だが、4度目、5度目と精を搾り取られるうち、快楽は徐々に苦痛に成り代わっていく。
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