少し上に视线を向ける。これまた悩ましげに波打つスカートの、そのチェックの数がいつもより明らかに少ない。危うささえ感じさせる丈の短さは、恐らく校则ギリギリのギリギリで。すぐ下に伸びる生肌の魅力をどこまでも际立たせていて。
気づけば、视线はその幸せ空间に囚われて、抜け出せなくなっており。视覚で感触を感じ取ってしまいそうなくらい、そこだけを见つめていて。
そして。不意に。
「ふふ。いつまで见てるのかなー?」
しゃん、と。宙から降り注いだ铃の音ような声。その声を聴いて、やっとのことで。俺の视线は、危うい桃源郷から脱出することができた。けど。
「おはよ......?」
抜け出した先で、また。细めた目から放たれるまなざしに、视线を络め取られて。にっ、と弓なりに反った口元に、心をくすぐられて。どこからともなく漂う甘い香りが、嗅覚をさわさわと抚でて。铃のような声の持ち主が、彼女だと気づいてしまって。俺を秒で虏にしてしまった二本のそれは、笹岭さんのふとももであったと気づいてしまって。
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それで――――
どくんっ???
「っ......ぁ......?」
さっきより遥かに强い多幸感が、思考を埋め尽くす。沸き上がる幸せを抑えることができずに、くぐもった声を仅かに漏らしてしまう。それを聴いた笹岭さんが、手を口に当てて笑う。ひどく愉しげな顔をしたまま、俺のそばに寄り添う。ラズベリーみたいな甘い香りが、ぐんと强くなる。
笹岭さんはそのまま、俺の耳を舐めるかのように唇を近づけて。
「今日のテストが终わったら、ぜーんぶ教えたげるね......?」
そう嗫くと、自分の席へと戻って行く。
俺は、彼女の后姿から目が离せなくて。ひかがみからスカートの端までを、视线で何度も往复して。一往复する度に、呼吸の间隔が短くなって、甘い残り香が肺を満たしていって。马鹿みたいに大きくなったそれが、机の下にくっつくんじゃないかって势いで、下着を押し上げていて。
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そんな状态でテストに集中なんて、出来る筈もなかった。
??
「どうだった? 今回も良い点取れそ?」
放课后、空き教室。
笹岭さんはまた口元に手を当てて笑うと、铃のような声でそう闻いてくる。
その质问には答えるまでもなかった。今までで一番ひどい出来だった。まず间违いなく笹岭さんには负けていると思う。
テスト中、俺の思考がやっと落ち着いたタイミングで、笹岭さんは足を组み替えた。俺だけに肌が见えるような角度で、スカートの位置を直したり、小さく座り直したりした。果ては、シャーペンでふとももをなぞり上げたりもしてみせた。
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