それはそうだ。
僕はそれを、望んでいたはずだ。
だというのに、どくんっどくんっと鼓动が早钟を打つ。
(射精できない。このまま……?そんなの……おかしくなってしまう……)
ぐるぐると思考が涡を巻く。
「実は、私は次の駅で降りるの。最寄り駅だから。だから、次の駅に着いたら、このゲームは终わり」
(次の駅………)
まだもう一駅分あると思っていたのに。
(次で终わり………?)
「今日、家には谁も居ないの」
混乱してぐるぐると涡を巻く头の中に、千鸟先辈の言叶が浸透していく。
「それってどういう………」
「ふふ。来る?」
意味深な微笑を浮かべた千鸟先辈が僕の左手を握る。
そのまま、自身のスカートの中に诱导される。
指先に、くちゅり、と柔らかく、濡れた感触が触れた。
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「っっ………!」
冲撃に言叶を失う。
だが、当然だろう。
本来、ここにあるべき布は今、僕のペニスに巻き付けられているのだから。
电车内という公共空间の中で、今、千鸟先辈は―――ノーパンなのだ。
そして、指先に感じる柔らかな秘所の感触。
そこがぐっしょりと濡れているという现実を前に、思考能力は全く働かなくなってしまった。
「目が血走ってる。ちょっと怖いよ、工藤君?」
野獣の如く吐息を荒らげる僕に、千鸟先辈が嬉しそうに笑う。
そして、僕の耳元に顔を寄せ、甘える様な声で嗫く。
「―――ね、次の駅で降りましょう?彼女さんの事は放っておいて、私と気持ちいい事、しましょうよ。ね、工藤君?」
満员电车の中で突き付けられた二つの选択肢。
僕が选んだのは―――。
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车内アナウンスによって运転再开が告げられた后、ゆっくりと电车が动き出す。
ざわざわとしていた车内に、少しだけホッと安堵するような弛缓した空気が流れた。
「―――ふぅ、やっと动いたね」
絵梨も笑顔を浮かべて、スマホを仕舞う。
「………」
だけど、僕は答えなかった。
絵梨の声は闻こえていたにも関わらず。
电车が駅に滑り込む。
反対侧の扉が开いて。
僕は―――千鸟先辈の手を掴み、人垣を掻き分けて电车を降りた。
「えっ、歩梦!?降りるのここじゃ―――」
惊きに目を见开く絵梨が僕を追いかけようとするが、人垣に阻まれ、彼女を车内に残したまま、その眼前で扉が闭まる。
絵梨の视线が僕と、僕の手と、僕と手を繋いでいる千鸟先辈とを忙しなく移动し、やがて何かを理解したようにその表情が絶望に歪む。
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